リモート デスクトップや公開アプリケーションから、小型のフラッシュ ドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルに接続されている USB デバイスを使用できます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能を使用すると、ローカルのクライアント システムに接続されているほとんどの USB デバイスが Horizon Client のメニューで使用できるようになります。このメニューを使用して、デバイスを接続したり接続解除したりします。

View Agent 6.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降では、ローカルで接続された小型の USB フラッシュ ドライブやハード ディスクをリダイレクトして、公開デスクトップやアプリケーションで使用することもできます。他のタイプの USB デバイス(セキュリティ ストレージ ドライブ、USB CD-ROM などの他のタイプのストレージ デバイスを含む)は、公開されたデスクトップとアプリケーションでサポートされません。公開されたデスクトップまたはアプリケーションをホストするサーバは、Windows Server 2012 以降を実行している必要があります。

クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用して USB ストレージ デバイスまたは USB ストレージ デバイス上のフォルダを共有している場合、USB デバイスがすでに共有されているため、USB リダイレクト機能を使用してデバイスをリモート デスクトップまたはアプリケーションにリダイレクトすることはできません。

リモート デスクトップおよび公開アプリケーションでの USB デバイスの使用については、次のような制限があります。

Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモート デスクトップでそのデバイスを使用しているとき、ローカル コンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

キーボードやポインティング デバイスなどのヒューマン インターフェイス デバイスを含め、メニューには表示されないが、リモート デスクトップには表示される USB デバイス。リモート デスクトップとローカル コンピュータは、これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低速になる場合があります。

大容量 USB ディスク ドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモート デスクトップにインストールされていない場合、USB デバイスをリモート デスクトップに接続するとドライバのインストールを求められます。

Android ベースの Samsung 製スマート フォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続する場合には、USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があります。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

USB リダイレクトでは Web カメラはサポートされません。

USB オーディオ デバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、アイドル状態のときでさえ、高いデータ スループットが必要です。オーディオ入力デバイスと出力デバイスは、リアルタイム オーディオビデオ機能で適切に動作します。これらのデバイスに対する USB リダイレクトを使用する必要はありません。

管理者ユーザーとして接続する場合を除き、RDS ホストの公開デスクトップで、リダイレクトされた USB ドライブをフォーマットすることはできません。

リモート デスクトップや公開アプリケーションへの USB デバイスの接続は、手動でも自動でも行うことができます。

USB イーサネット接続をリモート デスクトップへリダイレクトしないでください。リモート デスクトップは、ローカル システムが接続済みであれば、ネットワークに接続することができます。リモート デスクトップを USB デバイスと自動接続するよう設定する場合は、イーサネット接続を除外するよう例外を追加できます。『VMware Horizon Client for Mac のインストールとセットアップ ガイド』の USB リダイレクトの構成に関するトピックを参照してください。

リモート デスクトップや公開アプリケーションで USB デバイスを使用するには、Horizon 管理者側で USB リダイレクト機能を有効にしておく必要があります。

USB デバイスを初めて使用するときは、管理者パスワードを入力する必要があります。Horizon Client によってパスワードを入力するように求められます。

USB リダイレクトを利用するには、Horizon Client のインストール時に設定する必要があります。また、USB リダイレクトに必要なコンポーネントの一部を構成するには、管理者権限が必要です。

手動で USB デバイスをリモート デスクトップに接続します。

a

USB 機能を初めて使用するときは、VMware Horizon Client メニューバーで [接続] > [USB] > [リモート USB サービスを開始] をクリックし、メッセージが表示されたら管理者のパスワードを入力します。

b

USB デバイスをローカルのクライアント システムに接続します。

c

VMware Horizon Client メニューバーから[接続] > [USB] > [デスクトップに接続して USB デバイスのリストを表示] の順にクリックします。

d

リモート デスクトップに接続し、接続済みの USB デバイスのリストを表示して、USB デバイスを選択します。

デバイスは手動でローカル システムからリモート デスクトップにリダイレクトされます。

USB デバイスを公開アプリケーションに接続します。

a

USB 機能を初めて使用するときは、VMware Horizon Client メニューバーで [接続] > [USB] > [リモート USB サービスを開始] をクリックし、メッセージが表示されたら管理者のパスワードを入力します。

b

USB デバイスを接続します。

c

公開アプリケーションを開きます。

d

デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[設定] ボタン(歯車のアイコン)をクリックします。

e

[設定] ダイアログ ボックスの左ペインで、[アプリケーション] を選択します。

f

[設定] ダイアログ ボックスの右ペイン上部で、[USB] をクリックします。

使用可能な USB デバイスが左側のペインに表示されます。

g

USB デバイスを選択し、[デバイスを接続] をクリックします。

USB デバイスがすでにリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続している場合、このデバイスを選択できるようにするにはその前に、デスクトップまたはアプリケーションへのデバイスの接続を切断する必要があります。

h

公開アプリケーションを選択し、[続行] をクリックします。

RDS ホストで実行しているアプリケーションはどれでも選択できます。公開アプリケーションを選択したら、選択した公開アプリケーションで USB デバイスを使用できるようになります。

i

公開アプリケーションを使い終わったら、[設定] ダイアログ ボックスをもう一度開き、[USB] を選択し、[切断] を選択して、公開アプリケーションから USB デバイスを解除します。

これで USB デバイスがローカルのクライアント システムやリモート デスクトップ、別の公開アプリケーションで使用できるようになります。

ローカル システムに USB デバイスを接続したときに、その USB デバイスをリモート デスクトップに自動的に接続するよう Horizon Client を設定します。

Android ベースの Samsung スマートフォンおよびタブレットなど、MTP ドライバを使用するデバイスを接続するには、自動接続機能を使用します。

a

USB デバイスを接続する前に、Horizon Client を起動してリモート デスクトップに接続します。

b

USB 機能を初めて使用するときは、VMware Horizon Client メニューバーで [接続] > [USB] > [リモート USB サービスを開始] をクリックし、メッセージが表示されたら管理者のパスワードを入力します。

c

VMware Horizon Client メニュー バーから [接続] > [USB] > [挿入時に自動接続] をクリックします。

d

USB デバイスを接続します。

Horizon Client を起動した後にローカル システムに接続する USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

Horizon Client の起動時に、USB デバイスをリモート デスクトップに自動的に接続するよう Horizon Client を設定します。

a

USB 機能を初めて使用するときは、VMware Horizon Client メニューバーで [接続] > [USB] > [リモート USB サービスを開始] をクリックし、メッセージが表示されたら管理者のパスワードを入力します。

b

VMware Horizon Client メニュー バーから [接続] > [USB] > [起動時に自動接続] をクリックします。

c

USB デバイスを挿入し、Horizon Client を再起動します。

Horizon Client の起動時にローカル システムに接続される USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

USB デバイスがリモート デスクトップや公開アプリケーションに表示されます。USB デバイスがデスクトップや公開アプリケーションに表示されるまで、20 秒ほどかかる場合があります。初めてデバイスをリモート デスクトップに接続する場合は、ドライバのインストールが求められる場合があります。

数分経過しても、USB デバイスがリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに表示されない場合は、デバイスを一度クライアント コンピュータから取り外し、再度、挿入してみてください。